阪本桃水著「百人一首手本集」新着情報 新着情報  桃水の通信欄   本文へジャンプ
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愛媛新聞(平成20年9月19日)阪本桃水紹介記事
愛媛新聞平成20年9月19日
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かな手本集ネット公開
 松山市竹原3丁目の書家阪本桃水(90)は自筆の百人一首のかな手本集をインターネットで公開している。
 「8年4ヵ月かかった。やっと書き上げたという思いがある」と振り返る。ネットでの公開は、作品を多くの人に見てもらおうという次男のアイデアで、作品をクリックすると拡大もできる。
 書道は育児が一段落した40代から本格的に始め、今は書道塾師範。「かな文字は美しさ、柔らかさ、清純な感じがあって好き。次は三十六歌仙の歌を書きたい」という。
 活動的で、ヨガや水墨画など、これまでに趣味として数多くのものに取り組んできた。「興味があったら何でも挑戦したい」とますます意気盛んだ。
(原文掲載)
読売新聞(平成20年10月9日)阪本桃水紹介記事
読売新聞平成20年10月9日
かなの美しさ百人一首で
松山の阪本さん 手本集完成 HPで公開
 かな文字の美しさを知ってもらおうと、松山市竹原の書道家、阪本桃水さん(91)が8年4か月がかりで「百人一首手本集」を書き上げ、ホームページ(http://www.hikarij.com/tousui/top.html)で公開を始めた。インターネットと書道という異色の組み合わせは、阪本さんの二男で広告会社社長の光弘さん(62)のアイデア。80歳を過ぎてから大仕事に取り組み始めた阪本さんは、「多くの人がこれを見てかなを勉強してくれれば」と期待している。
 小学校教諭だった阪本さんは40歳代で書道を始め、師範となって同市内で書道塾を開いた。かなの美しさを広く知ってほしいと80歳代で百人一首を手本とすることを思いつき、毎月1首ずつ「変体がな」と呼ばれる字体で色紙に書上げていった。
 阪本さんが本に1枚ずつ張り付けて装丁しているのを見た二男の光弘さんが、「インターネットなら、かなの魅力や美しさをもっと広められる」と発案し、経営する広告会社のホームページで公開。「百人一首の風景」として、歌に詠まれた土地を訪れ、写真などで紹介するコーナーも設けた。
 阪本さんは「すべて書き上げることができてやれやれという気持ちです」と満足そうに話し、光弘さんは「母親への親孝行になりました」とほほえんでいた。
(原文掲載)
愛媛CATVで平成20年9月19日放送(約6分間) ヒューマンフォーカス 91歳の書道家阪本桃水
アトリエ 
〒790-0053 愛媛県松山市竹原3丁目20−7
TEL/FAX 089−921−0489
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