百人一首の風景                  
百人一首の風景 奈良市 手向山
24菅家(菅原道真) このたびは 幣(ぬさ)もとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに 
菅原道真 このたびは
阪本桃水(純子)書
歌意
こんどの旅は宇多上皇の御幸のお供で急いで来たために道祖神にたてまつる幣を用意するひまもなく来ました。この手向け山のみごとな紅葉の錦を幣として、神よ、御心のままにお受け取り下さい。

手向山
 奈良市東部に位置する手向山は紅葉の名所として知られ、麓に手向山八幡宮が鎮座する。
 東大寺の東、お水取りで有名な二月堂と並んでいる。。大仏殿の東側に一の鳥居が建っている。
 東大寺の大仏殿建立のため、九州の宇佐八幡宮より東大寺の守護神として迎えられた。
 作者プロフィール
菅家(菅原道真)845〜903年
 平安時代の学者、漢詩人、政治家である。33歳のときに文章博士に任じられ、宇多天皇に重用され右大臣にまで昇った。左大臣藤原時平に讒訴され、大宰府へ権師として左遷されそこで没し、為に、朝廷に祟りをなし天神として祀られる。現在は学問の神として親しまれる。
 


手向山の麓(手向山神社・小鹿・二月堂・東大寺大仏殿)
写真撮影2008年5月13日

所在地 奈良県奈良市雑司町434 手向山神社(東大寺三月堂前)
交 通 最寄駅 JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良公園までバス 下車徒歩10分
     第二阪奈道路奈良ICより15分
     

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(担当 / 阪本)